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いしかり農産物エキスパート事業・第2弾! 石狩でとれる農作物の栽培から消費まで、幅広く学べる講座です(*^^*)

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まだまだ続く異常気象。
今年の冬は暖冬…なので雪は少ないのですが、降る時は容赦なく降りますemoji



先月の長いもで現地学習は終わりましたが、本日は座学となります。
今月のテーマは『お米』と『食物繊維』ですemoji

まずお話していただいたのは、一般財団法人 日本食品分析センターの野中 貴さん。

 

今では『第六の栄養素』として聞いたことが無い人はいないくらい知名度がある食物繊維。
しかしその歴史はさほど古くないのです。
その昔は栄養学的に体に必要ないものだと思われていたんです。

食物繊維には水に溶けないタイプ(不溶性食物繊維)と水に溶けるタイプ(水溶性食物繊維)があります。
そのほとんどの食物繊維がコレステロールを低下させる効果があるなど、食事からの適切な摂取によって様々なリスク低下が期待されることから、食品の栄養成分表示の推奨項目となっています。



しかしながら日本人の食物繊維摂取量は年々低下しています。
1日に18g~20gの摂取量が理想なのですが、すべての年代で摂取目標量をクリアできていない現状……。

野中さんのお話を聞く受講生の皆さん。
生活に密接するお話だけに、真剣そのものです!



その後いつもは農産物の栽培についてお話ししてくれる臼澤さんからも、食物繊維の重要性について聞き、その後本日のもうひとつのテーマ『お米』についてお話ししていただきました。

テーマとして取り上げたお米は『きたくりん』。
ふっくりんこの品種改良版で、いもち病への抵抗性が強く、水田での薬剤防除を省略できることが特徴のお米です。

栽培地域は道央の一部と道南に限られ、石狩・空知・後志、渡島・檜山、胆振地方が主な生産地です。
本日この後講座で試食するきたくりんはもちろん石狩産のものですが、防除回数はたったの1回だとか。

それでいて食味の良いきたくりんは、これからの北海道米として頑張っていただきたいですねemoji



そしていよいよ試食タイムemoji

『お米の学習』と『食物繊維』がテーマということで、お米3種食べ比べ(玄米、玄米+精米、もち麦+精米)、糀を使ったおかず(にしん漬け、鶏むね肉の塩糀漬け)、玄米漬け、落花生味噌玉の味噌汁、甘酒2種(米+米糀、もち麦+玄米+米糀)、おからパウダー入りのスノーボールクッキーを試食しました。



一言で「お米」と言っても、様々な姿で味わえることに改めて気づきましたemoji

 

玄米100%でも食べやすく、とっても美味しいお米です。
今まで玄米を食べてこなかった人にも好評でした。

日本人の主食であるお米は、精白米にしてしまうと食物繊維はほとんど含まれません。
なので食物繊維を摂取したいのであれば、玄米やもち麦など食物繊維が豊富なものを混ぜて炊くことをオススメします!
もち麦もプチプチの食感が食べ応えがあって、満腹感も出るのでダイエットにも良いかも…emoji

食物繊維をしっかり摂って、残りわずかな2018年も2019年も健康に過ごしましょうemoji

さて次回は1月18日(金)、初めての試み!
石狩市の給食センターで大人のプレミアム試食会に参加させていただきます!

石狩の小中学校に通うこども達がどんな給食を食べているのか…楽しみですemoji

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